2012年6月23日土曜日

スワンナプーム国際空港

バンコクの玄関口「スワンナプーム空港」へ行くには車以外に「エアポートリンク」という鉄道を使うことができます。毎日通勤時に高速道路から見えるこの列車に乗ってみることにしました。

経路:
往路・・・うち→トゥクトゥクでプロンポン駅→BTS→アソーク駅・乗換え・スクンビット駅→MRT→ペチャブリー駅・乗換・マッカサン駅→エアポートリンク→空港

復路・・・空港→シャトルバス→バスターミナル→乗合ワゴン→オンヌット駅→BTS→プロンポン駅→シーロー→うち



MRTスクンビット駅。


家を11時に出発。今日は珍しくトゥクトゥクが玄関に待機してたので即乗車。プロンポン駅でも、今日は珍しくホームに上がったらすぐに列車が登場して、サクサクっとスクンビット駅まで来ましたが、ここで約10分、地下鉄がやってくるのを待ちました。バンコク、首都のクセして列車の頻度がまばらで、両数も少ないです。




MRTペチャブリー駅から、エアポートリンクのマッカサン駅までの通路。
夜だと不気味だろうな、昼でも人影が少なく、ちょっと雰囲気悪い・・・。


MRTペチャブリー駅を降りて、地上に出て、さて、どこに駅があるのかなという感じで歩きました。乗換駅というより、完全に別の駅って感じです。ここで、スーツケースをガラガラ転がしてこの列車に乗ろうと気は起きませんねえ。



マッカサン駅の構内。空港を彷彿とさせる建物。
とても綺麗ですが、1階の男性トイレの入り口に大きな野良犬が
寝てて、入ることができませんでした。
ようやくマッカサン駅の下(列車は高架を走ってる)までたどり着きましたが、入り口がよくわかりません。エレベーターがあったのでそれに乗り、何階で降りるのかよくからなかったのでとりあえず一番上の階で降りたらこの風景でした。人、少ない。
綺麗な建物ですが、利用客少なく、チェックインカウンターもありましたが使ってないみたいでした。

さて、各駅停車と特急の2種類があるということなので、特急に乗ろうと、専用の入り口へ行ったみたところ、スタッフらしき人が次の列車は40分後だから各駅停車の方が早いと教えてくれました。

特急で空港までたしか15分程度。それを40分かけて待つ?もう少し頻度上げて走らせれば、と思わずにはいられません。宝の持ち腐れです。


ということで各停に片道65バーツで乗車しました。

エアポートリンクの車両。
スカイライナーとか、ミュースカイみたいな感じは一切なし。
通勤電車って感じ。


車窓からの風景。
郊外に出ると、家々の間に運河や池が多く、
なかなかのんびりした風情が良い感じです。

いつもの通勤路ですが、高速道路より高い場所を走るので、景色が新鮮でした。
列車は快調に走り、スワンナプーム空港の地下にある駅へ到着しました。



駅の改札を抜けると、コンビニやカフェがありました。

今回、エアポートリンクのお試しの他に、スワンナプーム空港の施設をチェックするのも目的としてました。例えば、出張者ピックアップに行ったときなど、どこで食事できるか、とか、空港ホテルへ徒歩で移動するにはどうしたらよいか?とか、対処できるように探検しにきたわけです。

この空港、まともに食事できるのはこの地下と、2階の吹き抜けスペースぐらいです。大きな空港ですが、あまり食べるところありません。




4階、出発ロビーです。いつも真ん中あたりが込み合ってるのですが、
端っこはそうでもありませんでした。



お見送りデッキがあるようなので、登ってみました。


デッキはあまり広くない上に、窓の方向が2本の滑走路と平行なので、離着陸が見えません。
左右の滑走路へ移動する飛行機が目の前を通り過ぎるだけでした。
・・・とてもお見送りできる代物ではないですね。

空港探検も済んだし、エアポートリンクで戻ろうかなと思ったら、シャトルバスの停留所が・・・。この空港、タクシー乗り場と列車乗り場は構内にありますが、バスターミナルが空港からちょっと離れたところにあるため、シャトルバスが結んでるのだそうです(めんどくせ)。


話のタネに、帰りはバスを使ってみることにしました。


シャトルバスの停留所で待つことしばし・・・。


来ました。


中はこんな感じ

バスターミナルは開放的で、バンコク市街向け5系統と、パタヤなど遠方への路線が3つほど。
あとは、左側に並んでる乗合ワゴンが、バスが行かない近場をカバーしてるようです。

520番のワゴン。空港に勤務してる方々が乗ってきました。
お仕事、ご苦労様です。

バスターミナルは、野原の真ん中に平屋の建物があって、オープンな(つまりクーラーの無い)待合室と、その左右にバスとワゴンが停留するといったレイアウトでした。きっと日本人は自分だけ。かなりローカル色の強い場所です。

家の近くへ行くバスがなかったので、終点が「オンヌット駅」の520番の乗合ワゴンに乗ることにしました。料金は終点まで行っても、途中で降りても一律25バーツです。





ワゴンの終点「オンヌット駅」

途中で何人か乗り降りがあって、30分ほどでオンヌット駅に着きました。ここからプロンポンまでは駅4つです。このあと、駅に直結してるTescoLotusでお買い物して帰宅しました。




で、結論ですが、空港まではやはり会社の車で送ってもらうのが一番。ということです。

それはともかく。列車やワゴンなど珍しい乗り物に乗れたし、ちょっとした小旅行気分でリフレッシュできました。