2009年12月30日水曜日

良いお年を。

 風邪が長引いてて、今日も会社を早退して病院へ行きました。

 診察の結果、回復はしてるようです。が、激しいセキにより、のどや気管の粘膜がヤラレた感じで、またまた違う種類のお薬をたんまり頂きました。
 帰る時、受付の方(台湾の人)が、流調な日本語で「良いお年を」を声をかけて下さいました。そうでしたね、明日は大みそか、あさっては正月なんですよね。

 明日もいつもどおり会社へ行くので、正月っぽさなど微塵もありませんでしたが、ちょっとだけ気分が盛り上がって来ました。

 明日は仕事のあと、JALで中部国際へ飛びます。そして元旦はスキー。一気に冬休みモード突入だ!

 ちょっと早いですが、皆様、良いお年を。

 

2009年12月28日月曜日

声が・・・

風邪で土曜日から声が出ない。会社へなんとか行けたけど、話がし辛い。

インフルエンザではない普通の風邪だが、全くしつこい。セキが止まらない。疲れる。

おかげで今夜行なわれる天母会の忘年会に行けなかった。楽しみにしてたのに・・・。

なんとか元旦までには復活せねば。

 

2009年12月27日日曜日

小学五年生   重松清著

 小学5年生の「少年」を主人公にした17編のオムニバス。どの物語にも、自分が小学生だった頃の心情と重なるものがあって、そのときの情景を思い出しながら読みました。きっとここに出てくる小学5年生は、自分たち世代の小5を描写しているんでしょうね。

 特に自分が転校生だったこともあり、転校生ネタには感情移入してしまいました。転校って、それまでの友達と別れる切なさと、新しい学校に対する現実的な不安が入り混じって、結構ストレスなんですよね。はじめのうちは旧友との思いでに慰めてもらってるのですが、しかし、知らず知らずのうちに双方の心が離れていく・・・。久しぶりに昔住んでた町を訪れた時、あれほど毎日見てた風景が、よそよそしく感じられてしまう心の変化・・・。わかるような気がします。

 思えば社会人である今でも、転勤を重ねるたびに、同じ気持ちになります。小学5年生であっても、もうすぐ42歳になる中年であっても、別れや出会いで感じるものは同じなのだということを気づかされました。

 さて、今年も残りわずかとなりましたが、今年は他社の駐在員の方々とたくさん知り合い、またお別れもしました(ま、仕事というより、ゴルフ&飲み友ですが・・・)。ほんの数カ月間でも、旧知の仲みたく打ち解けることができるのは、海外駐在という特殊な状況下にあるからかもしれません。このさき半年も経てばお互い忘れてしまうのでしょうが・・・。

 だけど、それは決してイケナイことではなく、ごく自然なことなのです・・・ってことをこの本で再確認しました。


 全く関係ないが、風邪がぜんぜん治らない。辛い・・・。
 

2009年12月24日木曜日

クリスマス・イブちゃん

 今日はマンションのクリスマス会が予定されていたのですが、参加者が少なすぎて中止になってしまいました。台湾の人たちのクリスマスパーティってどんな感じか興味あったのですが残念でした。

 うちでケーキをまったりと頂きました。ま、風邪がまだ完治してないので、これで良かったかもしれません。

 あと1週間で大みそか。今回は正月を日本で過ごします。短い滞在期間中、するこたやっぱりスキーじゃ。早く滑りたい~。



2009年12月20日日曜日

寒!

 日本のみならず台湾もかなり寒いです。台北で気温10℃を切るのは真冬の1週間ぐらいですが、先週半ばからこの週末までそんな状況が続いてます。台湾の最高峰「玉山」にも雪が降りました。そのせいでしょうか?昨夜は台湾島がブルっと震えたようで、地震がありました。本棚が倒れないように抑えるほどの強い揺れでしたが、幸い大きな被害はありませんでした。

 そんな寒い中、今年最後のゴルフへ行ってきました。スコアは今年の平均ぐらい。まあ、こんなもんかな。来年はもうちょっとレベルアップしたいですね。

 冬に羽織るアウターを新調しました。コロンビアのダウン。軽くてやわらかくてあったかい。でも、明日から台湾の寒気は緩むようなので、これが役立つのは日本に帰った時かもしれません。

 
  

2009年12月13日日曜日

士林官邸 パート2 菊まつり編

 9月に一度訪れた士林官邸に行きました。今は菊の展示真っ最中で、しかも良い天気。観光バスも詰めかけ、たくさんの人でにぎわってました。

 小さい盆栽の菊から・・・

 大きな庭に飾られた菊や・・・


 この日のために1年かけて、丹精込めて作られた大輪の菊まで、なかなか見ごたえのある展示でした。菊好きにはたまらないでしょうね。


この日は夏を思わせる陽気で、菊以外にもバラやコスモスひまわりと、その他いろんな花が咲き誇ってました。
12月なのに、菊とハイビスカスのコラボレーションです。台湾って暖かいんですね。


 そのあと、雙渓(スワンシー)という河の堤防をお散歩。この河は台北市街と天母地区の境を流れており、少し下ったところで淡水河と合流し、その後太平洋へ注ぎます。
 川辺ではサイクリングする人、トランペットの練習する人、つりしてる人、中国将棋や麻雀してる人・・・。皆さん、休日の午後を楽しんでました。


  

2009年12月12日土曜日

うに、いくら、かに ドン!

 天母の高島屋で北海道フェアが開催されてます。台湾人は北海道大好きなのでごった返してました。

 今日の夕飯用に、海鮮丼を買ってきました。「かに弁当」という名前だけあって、タラバガニの足5本に加え、何ガニかな?ほぐしたのがシャリ一面に敷き詰めてありました。
 また、うに、いくらも贅沢にトッピングされ、お値段もNT$700!今は円高なので3倍で2,100円ぐらいですが、ちょっと前なら3千円近くになります。高価です。

 お弁当やさんの名前「蟹工船」っていうみたいですけど、けっこうブルジョアじゃん!?


 せっかくのごちそうなので、ビールは、プレミアム・モルツにしました。

 土曜日、大好き!

 

凍  沢木耕太郎

 自分自身、登山はしないし行こうとも思わないのですが、ひとの登山記は大好きです。小学生時代に図書館で借りて読んだウインパーのマッターホルン初登頂の本がきっかけだと思うのですが、とりわけ険しい壁に張り付いて様々な装備を駆使してスリリングに且つストイックに挑戦する話に心を惹きつけられるのです。

 似たような冒険には、ヨットの世界一周や、砂漠横断マラソンなんかがありますが、山、しかも冷たい氷に覆われた岩山が舞台だと一層興味をそそります。自分がスキーをするからそう思うのかもしれません。

 この著者の作品の中でも特にスポーツ関連のルポが好きで、おそらく発行されたものは全て読んでるはずです。これらに一貫してるのは、状況をありのままに淡々と描写し、不思議な静けささえ漂っているにもかかわらず、知らず知らずのうちにリアルな興奮に包まれる点です。過度に煽り立てるような演出は皆無です。

 「凍」もまた、過酷なアタックと絶望的な状況へ追い込まれるさまが粛々と描かれており、久しぶりに「沢木ワールド」へ引き込まれてしまったのでした。

  


2009年12月8日火曜日

異邦人 カミュ

 自分には文学的センスが無いので、こういう感じの作品は、理解するのが難しい。

 カフカもサリンジャーもしかり。読後感がうまく説明できない。なんとなく衝撃のような感じを受けるのだが、間違って理解してるかも知れない(情けないが)と思い、もう一度読み返してみたりする。

 主人公に感情移入できないものは、だいたいこういう感想になる。

 


2009年12月5日土曜日

「ニコ」が、よんこ。


 以前から気になってた、うちの近くの「雄光逸馬堂」という中国茶のお店へ行ってきました。

 中国家具のテーブルの上にアルコールランプ置き、お湯を温めながら阿里山の高山烏龍茶を飲みます。


 きゅうすは使いません。湯呑みに茶葉がわっさりと入ってます。


 なので、このようにふたを使って、すすって飲みます。まろやかでおいしいお茶でした。このあと、甘鯛の中華風蒸しとごはんをいただきました。


 壁には老板(ラオバン=オーナー)が習っているという「ニ胡(にこ)」が四個、掛ってました。

 ニ胡の音って、いいですよね。ちょっと寂しげで・・・。

     
 

2009年12月2日水曜日

台湾人嗎?(タイワンレンマ?)

 先週、今週とお客さんが続き、台北の街で夕食をご接待することが多くなってます。通りを歩いてると物売りのおばさんが我々に日本語で声をかけてきますが、私には「台湾人嗎?(台湾人か?)」って言います。一応日本人なんですけど・・・。見えませんか?