2008年7月28日月曜日

台風8号、アジア名「鳳凰(フォンウォン)

 台風8号が台湾を直撃したため会社がお休みとなりました。先週金曜日が人間ドックで有給休暇だったので、期せずして4連休となりました。

 台湾に来る台風は、生まれたてで、これから発達するという超暴れん坊なので、毎回大きな被害が出ます。で、テレビニュースの台風特集も毎回にぎやかです。

 衝撃の映像好きな台湾なので、あえて、風雨の激しいところに女性キャスターを立たせて絶叫させたり、強風にあおられる人やずっこけるスクーターを映し続けたり、中州に取り残された動物をスクープしたり、大騒ぎです。
▲絶叫キャスター。猛烈な風であることを知らしめるため、あえて、フードや帽子をかぶり、それを飛ばしてみせる演出も。

▲街ゆく人々。傘が壊れる、スクーターひっくりかえる・・・など、しっかり狙ってます。


▲橋けたの下に取り残された犬。なんでこんなところに犬が?まさかヤラセ?


 
▲とにかく画面に字が多い台風報道番組。
まるで週刊誌の表紙。
台風情報にまぎれて、ちゃっかり株式市況も・・・。
 
肝心の台風の予想進路は、皮肉なことにNHKが一番頼りになります。
 
 

2008年7月25日金曜日

全身麻酔

 今日は会社をお休みして人間ドックへ行きました。台湾は便利なところで、日本語しか話せなくても、病院によっては、日本と同じ感じで人間ドックを受けることができます。

 ただ、胃の検査はバリウムを飲んでレントゲンでなく、胃カメラでした。初めての胃カメラだったのですが、なんと台湾では全身麻酔してやるんだそうです。

 ベットの上で、右手甲の血管に注射3本を打たれました。「あ、薬冷えてて、血管の中が冷てえなあ・・・あ・・・」

 ・・・・・・・で、次に気がついたのは控え室のベットの上。もう検査は終わってました。いやー不思議な感覚ですね、麻酔って。



 







 先週オープンした「光華商場」。台湾の「秋葉原」と呼ばれるところで、電脳(コンピュータ)やデジカメ、DVDやゲーム、本屋などがこのビルに入ってます。このビルができるまでは、付近のプレハブ長屋に小さい店がぎっしり入って歩くこともできないくらい、いつも賑わってましたが、ビルに変わっても賑わいは変わりません。

  

2008年7月22日火曜日

おかしな夢


 寝苦しい夜が続いています。明け方ごろ、こんな夢をみました。

                ☆☆☆☆☆

 会社の研修に参加するため、郊外の研修所へ出張しました。春先の穏やかな晴れでした。誰もいない広い駐車場から、建物の上階へ行こうといろんなエスカレーターに乗るのですが、登り切るとまたもや駐車場で、一向に建物へ入れません。

 ようやく暗く青いタイルで覆われた研修所の建物の前まで来ましたが、入口がどこなのかよくわからないので敷地内の道路をうろうろ歩き回りました。

 丘陵地を切り開いたであろう研修所は、道路はゆるやかにうねっており、歩行者専用なのに自動車が通れるくらいの広さで、斜度も良く、「インラインをやるのにふわさしいなあ」なんて思ってたら、坂道はうっすらと雪に覆われてました。

 スーツに皮靴、片手にはブリーフケースを持っていたのですが、オープンスタンスで、丁寧にポジションを切り替えながら、道幅いっぱいに大回りをしてみました。すると、なかなかいい感じでターンがキレて行きます。皮靴なのに、インエッジ感覚がはっきり伝わってきます。
 次第にリズムを早くし、ショートターンを試すと、スキーを履いてるわけでもないのに、足裏には心地よい反発あり、どんどん斜面を下っていきます。トランポリンで左右に跳ねてるみたいです。でも、薄い雪を切り裂いたシュプールの下からは黒く濡れたアスファルトが出てきます。スピードを落とすと雪が無くなって滑れなくなる。一方、心の底には、「あと15分で研修が始まってしまう。このへんで止まって戻らないと遅刻してしまう・・・」という気持ちもある。後ろめたい思いをひきずりながら中途半端な距離を滑り、そしてストップしました。

 ストップした所は、ラッセル車が捨てていったような雪の塊がゴロゴロ転がってる路上でした。1軒のペンションがあり、その前でお客さんが3人、楽しそうに話をしてました。彼らはスキーウェアのような、サイクリングウェアのような何やら派手で、ちゃらけた雰囲気の格好をしており、持ってきてる道具も赤色のロゴが入った、スキーのバインディングのようなロードレーサー(自転車)の部品のような楽しげなもので、雪の上に無造作に転がってました。

 「いいなあ。あーいうの欲しいなあ。」と思いながら、「ところで今日の研修の教室は何階だっけ?」とリュックサック(ブリーフケースからリュックに変わってしまってる)から、本日の案内を出そうとするのですが関係無いファイルばかりで、なかなか出てきません。道の上にバラバラとリュックの中身を出して必至に探しました。

 そうこうしているうちに、自動車が狭い道を行き来するようになり、そのたびにリュックへ出しかけの書類なんかを片付けねばなりません。自動車が行き過ぎたので再度広げる。また、車が来る。なので片付ける。車が行ってしまう→また広げる→車来る→片付け→車行く→広げて→車・・・。
 と、その時。
 
 ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ!!!!と目覚まし時計。
 
 あ、夢?もう一回、ショートターンだけさせて・・・。