2009年12月30日水曜日

良いお年を。

 風邪が長引いてて、今日も会社を早退して病院へ行きました。

 診察の結果、回復はしてるようです。が、激しいセキにより、のどや気管の粘膜がヤラレた感じで、またまた違う種類のお薬をたんまり頂きました。
 帰る時、受付の方(台湾の人)が、流調な日本語で「良いお年を」を声をかけて下さいました。そうでしたね、明日は大みそか、あさっては正月なんですよね。

 明日もいつもどおり会社へ行くので、正月っぽさなど微塵もありませんでしたが、ちょっとだけ気分が盛り上がって来ました。

 明日は仕事のあと、JALで中部国際へ飛びます。そして元旦はスキー。一気に冬休みモード突入だ!

 ちょっと早いですが、皆様、良いお年を。

 

2009年12月28日月曜日

声が・・・

風邪で土曜日から声が出ない。会社へなんとか行けたけど、話がし辛い。

インフルエンザではない普通の風邪だが、全くしつこい。セキが止まらない。疲れる。

おかげで今夜行なわれる天母会の忘年会に行けなかった。楽しみにしてたのに・・・。

なんとか元旦までには復活せねば。

 

2009年12月27日日曜日

小学五年生   重松清著

 小学5年生の「少年」を主人公にした17編のオムニバス。どの物語にも、自分が小学生だった頃の心情と重なるものがあって、そのときの情景を思い出しながら読みました。きっとここに出てくる小学5年生は、自分たち世代の小5を描写しているんでしょうね。

 特に自分が転校生だったこともあり、転校生ネタには感情移入してしまいました。転校って、それまでの友達と別れる切なさと、新しい学校に対する現実的な不安が入り混じって、結構ストレスなんですよね。はじめのうちは旧友との思いでに慰めてもらってるのですが、しかし、知らず知らずのうちに双方の心が離れていく・・・。久しぶりに昔住んでた町を訪れた時、あれほど毎日見てた風景が、よそよそしく感じられてしまう心の変化・・・。わかるような気がします。

 思えば社会人である今でも、転勤を重ねるたびに、同じ気持ちになります。小学5年生であっても、もうすぐ42歳になる中年であっても、別れや出会いで感じるものは同じなのだということを気づかされました。

 さて、今年も残りわずかとなりましたが、今年は他社の駐在員の方々とたくさん知り合い、またお別れもしました(ま、仕事というより、ゴルフ&飲み友ですが・・・)。ほんの数カ月間でも、旧知の仲みたく打ち解けることができるのは、海外駐在という特殊な状況下にあるからかもしれません。このさき半年も経てばお互い忘れてしまうのでしょうが・・・。

 だけど、それは決してイケナイことではなく、ごく自然なことなのです・・・ってことをこの本で再確認しました。


 全く関係ないが、風邪がぜんぜん治らない。辛い・・・。
 

2009年12月24日木曜日

クリスマス・イブちゃん

 今日はマンションのクリスマス会が予定されていたのですが、参加者が少なすぎて中止になってしまいました。台湾の人たちのクリスマスパーティってどんな感じか興味あったのですが残念でした。

 うちでケーキをまったりと頂きました。ま、風邪がまだ完治してないので、これで良かったかもしれません。

 あと1週間で大みそか。今回は正月を日本で過ごします。短い滞在期間中、するこたやっぱりスキーじゃ。早く滑りたい~。



2009年12月20日日曜日

寒!

 日本のみならず台湾もかなり寒いです。台北で気温10℃を切るのは真冬の1週間ぐらいですが、先週半ばからこの週末までそんな状況が続いてます。台湾の最高峰「玉山」にも雪が降りました。そのせいでしょうか?昨夜は台湾島がブルっと震えたようで、地震がありました。本棚が倒れないように抑えるほどの強い揺れでしたが、幸い大きな被害はありませんでした。

 そんな寒い中、今年最後のゴルフへ行ってきました。スコアは今年の平均ぐらい。まあ、こんなもんかな。来年はもうちょっとレベルアップしたいですね。

 冬に羽織るアウターを新調しました。コロンビアのダウン。軽くてやわらかくてあったかい。でも、明日から台湾の寒気は緩むようなので、これが役立つのは日本に帰った時かもしれません。

 
  

2009年12月13日日曜日

士林官邸 パート2 菊まつり編

 9月に一度訪れた士林官邸に行きました。今は菊の展示真っ最中で、しかも良い天気。観光バスも詰めかけ、たくさんの人でにぎわってました。

 小さい盆栽の菊から・・・

 大きな庭に飾られた菊や・・・


 この日のために1年かけて、丹精込めて作られた大輪の菊まで、なかなか見ごたえのある展示でした。菊好きにはたまらないでしょうね。


この日は夏を思わせる陽気で、菊以外にもバラやコスモスひまわりと、その他いろんな花が咲き誇ってました。
12月なのに、菊とハイビスカスのコラボレーションです。台湾って暖かいんですね。


 そのあと、雙渓(スワンシー)という河の堤防をお散歩。この河は台北市街と天母地区の境を流れており、少し下ったところで淡水河と合流し、その後太平洋へ注ぎます。
 川辺ではサイクリングする人、トランペットの練習する人、つりしてる人、中国将棋や麻雀してる人・・・。皆さん、休日の午後を楽しんでました。


  

2009年12月12日土曜日

うに、いくら、かに ドン!

 天母の高島屋で北海道フェアが開催されてます。台湾人は北海道大好きなのでごった返してました。

 今日の夕飯用に、海鮮丼を買ってきました。「かに弁当」という名前だけあって、タラバガニの足5本に加え、何ガニかな?ほぐしたのがシャリ一面に敷き詰めてありました。
 また、うに、いくらも贅沢にトッピングされ、お値段もNT$700!今は円高なので3倍で2,100円ぐらいですが、ちょっと前なら3千円近くになります。高価です。

 お弁当やさんの名前「蟹工船」っていうみたいですけど、けっこうブルジョアじゃん!?


 せっかくのごちそうなので、ビールは、プレミアム・モルツにしました。

 土曜日、大好き!

 

凍  沢木耕太郎

 自分自身、登山はしないし行こうとも思わないのですが、ひとの登山記は大好きです。小学生時代に図書館で借りて読んだウインパーのマッターホルン初登頂の本がきっかけだと思うのですが、とりわけ険しい壁に張り付いて様々な装備を駆使してスリリングに且つストイックに挑戦する話に心を惹きつけられるのです。

 似たような冒険には、ヨットの世界一周や、砂漠横断マラソンなんかがありますが、山、しかも冷たい氷に覆われた岩山が舞台だと一層興味をそそります。自分がスキーをするからそう思うのかもしれません。

 この著者の作品の中でも特にスポーツ関連のルポが好きで、おそらく発行されたものは全て読んでるはずです。これらに一貫してるのは、状況をありのままに淡々と描写し、不思議な静けささえ漂っているにもかかわらず、知らず知らずのうちにリアルな興奮に包まれる点です。過度に煽り立てるような演出は皆無です。

 「凍」もまた、過酷なアタックと絶望的な状況へ追い込まれるさまが粛々と描かれており、久しぶりに「沢木ワールド」へ引き込まれてしまったのでした。

  


2009年12月8日火曜日

異邦人 カミュ

 自分には文学的センスが無いので、こういう感じの作品は、理解するのが難しい。

 カフカもサリンジャーもしかり。読後感がうまく説明できない。なんとなく衝撃のような感じを受けるのだが、間違って理解してるかも知れない(情けないが)と思い、もう一度読み返してみたりする。

 主人公に感情移入できないものは、だいたいこういう感想になる。

 


2009年12月5日土曜日

「ニコ」が、よんこ。


 以前から気になってた、うちの近くの「雄光逸馬堂」という中国茶のお店へ行ってきました。

 中国家具のテーブルの上にアルコールランプ置き、お湯を温めながら阿里山の高山烏龍茶を飲みます。


 きゅうすは使いません。湯呑みに茶葉がわっさりと入ってます。


 なので、このようにふたを使って、すすって飲みます。まろやかでおいしいお茶でした。このあと、甘鯛の中華風蒸しとごはんをいただきました。


 壁には老板(ラオバン=オーナー)が習っているという「ニ胡(にこ)」が四個、掛ってました。

 ニ胡の音って、いいですよね。ちょっと寂しげで・・・。

     
 

2009年12月2日水曜日

台湾人嗎?(タイワンレンマ?)

 先週、今週とお客さんが続き、台北の街で夕食をご接待することが多くなってます。通りを歩いてると物売りのおばさんが我々に日本語で声をかけてきますが、私には「台湾人嗎?(台湾人か?)」って言います。一応日本人なんですけど・・・。見えませんか?

 

2009年11月29日日曜日

客を呼ぶ人・・・らしい

 どうも自分は客を呼ぶ人らしい。親や他人から言われたこともあるし、自分でもそう思う。 

 特に学生時代、バイトしてた寿司屋で、他のバイト君の日はそうでもないのに、自分のときだけめちゃくちゃ出前や宴会が多く入ってた。これは出前帳に記録してあったから間違いない。自分は大将も公認の「客を呼ぶ人」だった。

 もともと混雑した店や行列がキライなので、あえて人気の無い方を選ぶことにしてる。たいてい店に入るとガランとしているのだが、その後にわかに別のお客が入ってきて、満員になったりする。最悪の場合、こちらが先にオーダーしたのに順番を抜かされることまである。

 飲食店に限らず、電車の座席も、バス停のベンチも、スキー場のクワッドリフトも、打ちっぱなしの打席も、公衆トイレの「小」席も・・・。人を避けて、あえて不便な遠くの方へ行ってるにもかかわらず、わざわざ隣に寄って来る人がいる。なんでよ?ぜんぜん別の場所空いてるじゃん。こっち来るなよ!

 実はこれ、ずーっと昔からの悩みなんですよね。ほんとにイヤなんだな。気持ち悪くって・・・。

 
 

2009年11月22日日曜日

おでかけ

 記念日の19日が平日だったので、本日改めておでかけ。欣欣電影で映画「白色栄光(邦題:ジェネラル・ルージュの凱旋)」を見ました。日本では今年春に公開されたものですが、台湾では一部の映画館で今上映されてます。
 そのあと、「La Giara」というイタリアンで食事しました。ここはシェフがシシリー出身の正真正銘イタリア人なので味は本物でした(台湾はなんちゃってイタリアンやなんちゃって和食が多いので・・・)。

 appetizerは牛肉のcarpaccio、パスタはなすとトマトソースのペンネ、メインはRAM(今年はニュージーランドと言い、おいしいRAM食べる機会が多かった)。
 デザートはティラミス(と何だっけなあ?アーモンドフレークが入ったアイスみたいなやつ)。ティラミスはいわゆるチョコパウダーが上にサラサラと振りかけられたものではなく、ペットリとやわらかいチョコ・ケーキで、こんなの初めて!って感じでした。

 とにかくどのお皿も美味で満足でした。またボリュームもそこそこあるので、2人でシェアしてちょうど良い分量。客層も7割ほどがいわゆる白人。イタリアンレストランらしく上品な活気があふれ、雰囲気も良いお店でした。

 お値段もそこそこで、「たまに行くならこんな店」って感じでした。



 先週から、うちのマンションのエントランスにクリスマスツリーが飾られました。台湾も日本と一緒で、とりあえずクリスマスはキラキラさせたいみたいですね。

 

2009年11月19日木曜日

2009年11月14日土曜日

クリスマス・バージョン

 近所のSOGO天母店は、他の台湾のデパートがそうであるように、開店は午前11時です(ちょっと遅め)。しかし、地下1階のお店の一部は9時開店であるらしく、さっそく今日、朝9時過ぎに行ってみました。

 ステラおばさんのクッキーと、中国茶の店と、牛舌餅(っていう名前の台湾のおかし)の店と、スターバックスコーヒーが営業してました。

 ここのスタバはいつも混んでるのであまり近寄らないようにしてたのですが、さすがに今日は朝も早く、お客さんは1組しかいませんでした。

 カウンター横の、スタバ・オリジナルのマグカップや保温ポットなどを見てたら、クリスマス・バージョンに統一されてました。で、思わず雪の結晶をデザインしたカップ(1個NT$350)を2個買ってしまいました。ついでに買ったばかりのカップにコーヒーを入れてもらい、スピードくじを引いたら、ドリップコーヒー2つに、メモパッド。無料チケット(1杯分)と、サイズアップチケット1枚と、いろいろ当たりました。

 

 ただ、コーヒーの味は、スタバよりタリーズの方が好きなんですよね。

 そして残念なことに、台湾にタリーズは無いんですよね。
 
 
  
 

パンダパンだ!

2009年11月10日火曜日

podcast


 通勤は社有車で片道1時間。こいつ(i-pod)に入れた音楽もほとんど聞き飽きてしまい、今はpodcastを聞いてばかりいます。

 好きな番組ベスト5。

1位 SUNTRY SATURDAY WAITING BAR AVANTI
2位 JUNK 爆笑問題 カーボーイ
3位 情熱大陸+P
4位 久米宏ラジオなんですけど
5位 JUNK おぎやはぎのメガネびいき

 日曜日の夜、番組をダウンロードして1週間分の「ひまつぶし対応」準備をします。

 無料ってのがありがたいですね。

 

2009年11月8日日曜日

三峡(サンシャー)

 台北の西、以前訪れた「鶯歌」に近い「三峡(サンシャー)」へ行ってきました。MRTと路線バス利用で片道1時間。意外と気軽に行ける場所でした。
  
 三峡といえば「老街」。レンガ造りで統一された町並みは雰囲気があってなかなか良いです。また、オートバイも進入禁止になってたので、とても歩きやすかったです(台湾ってどんな狭い路地でもスクーターがブイブイ入って来るから・・・)。
  

 また、三峡といえばクロワッサンが名物。看板の「牛角」はクロワッサンの意味。確かに形が似てます。食べてみたらサクサクで甘くて、なかなか美味でした。


 今年の台北は10月以降、急に涼しく(寒く?)なり、いったいどうしたことかと思いましたが、今日は青空が広がり、日向は汗ばむ陽気で、日影はさわやか。散策にはうってつけの気候でした。

  
 

2009年11月6日金曜日

検査週間

 今週火曜日は頭部MRIと胸部CT、今日は全身検査。今年から一部の従業員に対する人間ドックの項目が増えたため、2日がかりで受診することになりました。会社3日しか行ってません。

 造影剤や採血や麻酔投与などで注射打たれまくりです。

 胃カメラは昨年と同様、全身麻酔で行うのですが、今回はさらに大腸も内視鏡でチェック!寝てる間に上から下から激写されまくりました。

 詳しい結果は後日ですが、とりあえず大きな問題は無いとのこと。あ、メタボ検査は85.5cmだった。0.5オーバー!ヤバイ!

 まだ麻酔の余韻でふらふらします。さっさと寝よう。
  
  

 

2009年11月1日日曜日

ひでーな、こりゃ

 今年最低のスコアだった。9月に自己ベスト出した長庚なのに・・・。


2009年10月30日金曜日

フライデーナイト

 今月から中国語レッスンを土曜朝9時から、金曜夜7時に変更しました。これで土日は心おきなく休めます。

 ただ、一週間の疲れがどっと出る金曜の夜に「とどめを刺す」ので、ちょっと辛いですが・・・。

 ほんのちょっと前に習ったことをキレイに忘れて、またむりやり頭に詰め込んで・・・。そんな空しい努力の繰り返し。

  「中年疲れやすく、学成り難し」

 もともと勉強大キライなのに、この歳になっても机に向かうことになるとは・・・。人生とは思い通りにいかないものだ、あいかわらず。

 
 

  とりあえず今週1週間、お疲れ様でした。夜更かししてないでさっさと寝よ。

   

2009年10月28日水曜日

ママさんバレーでつかまえて

 NHKのコメディー「ママさんバレーでつかまえて」が面白い。日本では日曜深夜に放映してるみたいですが、こちらはワールドプレミアムで水曜夜7:30、「爆問」のあとにやってます。

 先月まではこの時間、「サラリーマンNEO・シーズン4」をやってたのですが、残念ながら終わってしまいました。が、また面白いのが始まり、ラッキーです。

 ・・っていうか、NHKしかなんだよなあ・・・。今、民放では何が流行ってるんでしょうかねえ?

    

2009年10月22日木曜日

口内炎

 今週月曜日から舌裏と上あごにブツブツができて痛くなり始めました。はじめは日曜日のゴルフで、紹興酒をカパカパ飲んだために胃を壊したのだと思い、ごはんの量を減らして数日間様子を見たのですが、一向に良くなりませんでした。

 そこで今日、会社の帰りに医者で診てもらったところ、ウイルスによる口内炎ということがわかり、軟膏を処方してもらいました。

 胃は何とも無いということで、ホッとしました。

 このごろいろいろ面倒なことでストレスがたまってたので、胃に良くないオデキちゃんなんかができてたらヤダなーと思ってたのですが、杞憂でした。


 さ、明日1日働けば週末だ!久々にビールでも飲むかー!

 
 

2009年10月18日日曜日

基隆→淡水 海辺の道路ローカルバスの旅

 土曜日は先々週に引き続き、台北の東→北へ行きました。

 まず、士林から出てる定期バスで基隆(ジーロン)へ。基隆は高雄とならぶ台湾を代表する港で、うちの会社の製品を輸出するのもここ。輸入部品が陸揚げされるのもここ。ついでに我が家のひっこし荷物が揚がったのもここでした。背後にある山の、「KEELUNG(キールン)」が、HOLLYWOODみたいです!?

 廟口夜市へ行き、ちょっと遅めの昼ごはんに、かにのみぞれスープと、中華おこわを食べました。スープは酸ラー湯ベースで、胡椒が利いてて好きな味でした。おこわもなかなかイケます。活気あふれる路地は、昼でもこんなににぎやかですから、夜はもっとすごいんでしょうね。


 その後、基隆駅のとなりにあるバス乗り場から、海沿いを約2時間かけて走るローカルバスに乗りました。
、先々週行った野柳(イエリョウ)や金山(ジンサン)を通過し、ひたすら太平洋を右にながめながら走ります。
 波もあり、何箇所か、サーフィンのポイントがありました。

 海沿いのバス停はこんな感じ。風が強いので、ベンチもコンクリートで囲ってあります。

 もうすっかり秋ですが、ビーチでは泳いでる人もいて、付近には海パンやビーチサンダルが売ってあったり、ちょっと季節外れですが、夏の風情が感じられました。

 石門地区では、凧揚げ祭りがありました。アクロバティックな競技凧(?)も華麗に空を舞ってました。


 バスが海辺を離れて街に入り、しだいに人も車も増えてくると、終点の淡水駅。あいかわらず賑わってました。

 台湾でのんびり気分を味わうなら、東側にかぎりますね。





2009年10月10日土曜日

NZ回顧録8 ~ビーコン~

 この怪しいアタッシュケースに詰め込まれた物体は、手榴弾ではありません。ビーコンです。

 万が一、雪崩に埋まった時は、このビーコンから発せられる電波をたよりに発掘してもらうのです。ヘリに乗るとき、事前に使い方を教わります。通常はスイッチを「発信」に。誰かが埋まったら、「受信」モードに切り替え、インジケーターが強く反応する方を探すのです。

 練習で、ガイドが草むらに1個隠し、みんなが受信モードで探します。むかし「トレジャーハンティング」というゲームをやったことがありましたが、そのときに使った金属探知機なんかより相当反応が良いものでした。


 こうやってウェアの下に装着します。まずなにより、実際に使用することが無くて良かったですね。


     

2009年10月8日木曜日

目から鱗が・・・

 昨日、「藤原鎌足」と書いてアップしたあと、「あれっ、中臣鎌足じゃなかったけ?フジワラノカマタリなんていたっけか?」と心配になり、ウィキで(またかよ)調べたら、中臣鎌子→中臣鎌足と改名し、死後、藤原氏の祖として藤原鎌足になったということがわかりました。

 へーっ、そうだったのかー・・・って、いったい学校で何を勉強してたのでしょうか、ボクは・・・。

 でも、とりあえず、1個知識が増えました。

 それにしてもインターネットは便利だ。だいたいのことはすぐにわかる。だからしっかり覚えようとしなくなるのかも知れないが・・・。

 最近、台湾も急に涼しくなってきました。よくスキーの夢を見ます。

    

2009年10月7日水曜日

藤原効果

 藤原鎌足とか道長は聞いたことがありますが、「フジワラノコウカ」という言葉は、今回の台風17号&18号の出現で知りました。
 ウィキによると、「2つの熱帯低気圧が接近した場合、それらが干渉して通常とは異なる進路をとる現象のこと」だそうで、藤原さんという気象台の方が提唱したのだそうです。

 NHKでは専ら18号の進路を報道してましたが、相方の17号はまだ台湾の南に停滞しています。

 18号は明日朝、東海地方に最も近づくとか・・・。日本の皆さん、お気を付けください。


  

2009年10月4日日曜日

足ぶみ

 今日は第一日曜日ということで「一百会ゴルフコンペ」の日。難関の「新淡水高爾夫球場」で100切し、自信を深めたかったのですが、結果はちょっと前の自分に戻ってました。
 少し進歩して、ちょっと足ぶみし、また少し進歩・・・。していくのでしょうねえ。

 足ぶみといえば、台風17号もフィリピン通過後、台湾の手前で迷走しはじめました。

 

2009年10月3日土曜日

野柳(イエリョウ)へ・・・

 今日は、台北の北東、海沿いの街・金山(ジンシャン)と、奇岩で有名な野柳(イエリョウ)地質公園へ行ってきました。


 先週、士林官邸に出かけた際、バス停の案内板を見てたら、陽明山を越えて金山へ直行するバスがあることを知り、さっそく乗ってみたのです。



 街並みは台湾のどこにでもある風景ですが、ここが他と唯一違うのは、臭豆腐の匂いがしないこと!金山はさつまいも(地瓜)とカモが有名だそうで、さっそく食してみました。




 お店はなんと廟の中!神様の御前でカモが料理され並べられています。それを持って、隣近所に設営してある食事スペースへ持っていき、食後に精算。その一角全体がビュッフェのようです。

 味が淡白なので、1羽を2人で難なくペロリと食べてしまいました。



 再びバスに乗り、今度は野柳へ。港街を抜け、公園の入り口で入場料50元を支払って進んでいくと、こんな「キノコ岩」の不思議な風景が広がります。

 ここの名物は、この「女王の頭」。たくさんの人が行列を作って、順番に記念撮影してました。



 台風17号が接近しているせいで、波が高くて風強く、空も曇りがちでした。が、涼しくて散策にはちょうど良い気候でした。



 野柳のバス停前にある海産物屋で、こんなワン公を発見!


 枕犬!

 

2009年9月30日水曜日

内湖線(ネイフー・シェン)

 今年春に開通した内湖線。台北市街を南北に突き抜け、松山空港の地下をくぐり、新しいビルが立ち並ぶ内湖の街を経由して、台北の東の端、南港展覧館までをつなぐMRTです。

 ゆりかもめのように運転手がいないので先頭座席は展望シートです。


 台北市には他にも何本かMRTが走ってますが、ほとんど地下鉄なので真っ暗闇。しかし、ずーっと高架を走る内湖線は風景の変化が楽しめて飽きることがありません。子供が夢中になりそうな電車です。


 ただ、問題はシステムトラブルでよく運休することです。


 ちょっと残念。

2009年9月27日日曜日

士林官邸

 うちから15分ほど歩いたところに「士林官邸(スーリン・グアンディ)」という施設があります。かつての蒋介石とその夫人・宋美齢の邸宅&庭園で、今は公園として市民に無料で開放されています。

 このところ台北も幾分暑さがやわらぐようになり、外を歩きやすくなりました。そのせいでしょうか、本来なら菊のシーズンに大賑わいするのですが、今日のように小雨降る日でもけっこうな人出でした。

 庭園は、バラ園や西洋庭園、中国庭園といった鑑賞用の他に、植物園的な役割も担っているようで、ランを栽培する温室や実のなる木のエリアもありました。

 実のなる木で珍しいのを発見。「パンの木」です。見た目はドリアンっぽいですが、食べるとパンの味がするそうです。小学生の頃、本で読んだことがあったので、実物を見ることができてちょっと感動しました。

 だけど、どうやったら試食できるのでしょうか?


2009年9月24日木曜日

NZ回顧録7 ~チョコフレーク~

 ヘリスキーのヘリポートは、空港とかでなくどこかの牧場の片隅、野原です。なので、羊たちの「チョコフレーク」がいっぱい落ちてます。もう避けて通ることができないくらい散らばっているのです。


 そんな中、ブーツ履いて歩きまわると、当然ソールに「チョコフレーク」がこってりくっつくわけです。


 ヘリに乗るとき、ステップにブーツをゴンゴンとぶつけて「チョコフレーク」をゴボッと落としたいところですが、ヘリは軽量化を図るため華奢に作られてるため、堅い物を当てるのはご法度!そのまま乗ってしまいます。


 なので、床は「チョコフレーク」でべっとり。


 山頂に着き、雪の上を歩くと「チョコフレーク」に染まった足跡が着きます。白い尾根の一部が「チョコフレーク」に染まり、ちょっと残念です。




2009年9月23日水曜日

NZ回顧録6 ~プロポリス入りの・・・~



のどスプレーです。

 天候悪化で滑りに行けなかった日、ドライブに連れて行ってもらったとき買いました。同じツアーに参加のNさんが、お友達に依頼されて買ってるのを見て自分も買いました。6本1セットで売られてます。空港にもありましたが、クロンウェル外れのお土産屋さんで買った方が若干安く、ちょっとお得でした。

 なんかハチミツっぽくドロドロしてるのかと思いましたがそんなことはなく、のどにひと吹きするとスーッとして気持ち良いです。

 自分は年がら年中のどがいがらっぽいので、良いものを手に入れることができました。


 

2009年9月22日火曜日

NZ回顧録5 ~夜明け~


 成田空港を夕方6時に離陸すると、すぐに機内は夜になります。それから数時間後、太平洋の空の上で夜明けを迎えます。

 運が良いことに左側の(東側の)シートだったので、このように日の出を拝むことができました。

 右側のシートの皆さんも「ちょっとすみません」って感じで我々の横の窓にデジカメ当ててシャッター切ってました。


  

2009年9月20日日曜日

やっとこさ・・・

・・・100を切ることができました。

 昨日はこの9月で帰任する同僚のK田氏の送別会で、昼は長庚高爾夫球場でゴルフ、夜は天厨菜館で北京ダックをいただきました。

 この朝は雨がぱらついたせいであまり暑くなく、グリーンも重めで、リラックスしたコンディションの中、淡々とラウンドできました。

 再来週は新淡水で一百会があるので、ここでも100切りしてまぐれでないことを確定付けたいものです。
 100を切ったら自分へのごほうびで新しいキャディバッグを買うつもりだったので、これから街へ出かけて物色して来ます。

 何にしようかなあ・・・、タイトリストにしようかなあ・・・。



2009年9月18日金曜日

NZ回顧録4 ~レガシィがいっぱい~



 NZにはやたらとレガシィがいっぱい走ってました。古いのも新しいのも。

 国道は郊外に出ると「100km/h制限」になります。高速道路ではなく、対面2車線ですが100キロでビュンビュン走ります。牧場の中の1本道をコマーシャルのように疾走します。
 そして、スキー場への道はダートで時折アイスバーン。そんなヘビーな状況にはレガシィが扱いやすいのでしょうね。

 昔乗ってた白のBHも多く見かけました。また乗りたいなあ。

2009年9月17日木曜日

NZ回顧録3 ~キーオ~


 NZのゲレンデには、カラスやすずめでなく、このオウムがやってきます。鳴き声からなのでしょうか?キーオと呼ばれてます。深緑の地味な色ですが、翼の裏は明るいオレンジ色で、飛んでるとき確認できます。


 ロッジのテラスで、テーブルや地面のパンくずをついばんだりしてますが、手袋やゴーグルもつっついたりして、いたずら者です。


 なんとこのキーオは、ヘリスキーでたどりついた山奥にも現れました。タフな野郎です。


 

2009年9月16日水曜日

NZ回顧録2 ~ヘリスキーは忙しい~

 腰を痛めたわけではありません。スキーを結わえていたひもをウェアの背中のポケットへ仕舞っているのです。尾根は風が強いので、飛ばされないように前傾して片付けているわけです。

 ヘリにスキーを積む時は2台ワンセットにしてひもで結びます。ベルトとかでなく、ぴらぴらした布ひもを渡され、縛るようにと言われます。ヘリに積む時、バラバラにならないようにするための措置です。

 ヘリスキーの流れは・・・

 ガイドがキャプテンに着陸地点を指示する→着陸したら、ガイドが先に降りてスキーを下ろし、終わったらドアのロックを外してみんなが外へ出る(頭下げた状態で)→全員地面にしゃがむ(スキー押さえながら)→ヘリ、飛び立つ→すごい風→一瞬息できなくなる→がまんする→飛び立ったら、即効でひもをほどく→気がつくとガイドがスタートしかかっている→写真撮りたいのになあと思うが遅れないよう自分もスタートしちゃう→すると、うわー、超たのしー、しばし夢のような滑走→あっという間に1RUN終了→すぐにスキーをひもで縛る→ヘリ待つ→ヘリ、どこからともなくやって来る→しゃがむ→すげー風→乗りこむ→ガイドがスキー積んで、最後に乗ってくる→次のスロープへ・・・を繰り返すんです。
  
 けっこう忙しい・・・。
     
 あとでデジカメ見たら、スタート地点でのんびり写真を撮れなかったので、滑り終わってヘリ待ちしてる様子ばかりでした。そんな中、唯一の山頂ショットがこれなのです。
 

2009年9月15日火曜日

NZ回顧録1 ~マテリアル~

 このたびのNZ行きでは、自分のスキーは持っていかずレンタルしました。ツアーの内容を問い合わせているとき、来シーズンモデルを貸していただけることになったため、他の板に乗れる絶好の機会ということでお願いしたわけです(もっとも板を持って歩く煩わしさがあったことも理由のひとつですが・・・)。



 ということで、今回の相棒はフォルクル(昔は「ボルクル」って言ってた)。自分のは右側のクロスタイガープラティナムS(168cm、R=14.8m)、奥方のはティエラ(153cm、R=13.2m)。ターン孤を選ばす、オールラウンドに楽しめる板です。クロスタイガーは芯材にチタンが施してあるせいでしょうか、貼りがあって、悪雪をけちらす頼れる板でした。

 カービングになってからは昔ほどメーカーごとの特徴があまり際立たなくなったような気がするのですが、やはりフォルクルは「しっかり乗らないと曲がってやんないよ」的なガンコさが残ってる感じです。こういう板は好きですね。逆に軽くてペラペラしてて、ちょっとした起伏でトップ取られてふらつくような板はいやですね。


 20年近く前にフォルクルP10というGSの板を持ってましたが、こいつも低速で適当に扱うと全く言うことを聞かないかわりに、スピード出してるときはものすごく安定してました。運転したことないけど、アウトバーンでベンツ運転してるとこんな感じなんでしょうね。ドイツっぽいというか・・・。






 ヘリスキーの時に借りたファットスキーもフォルクルでした。モデル名はわからないのですが、長さは170cmでマーカーのビンディングが付いてました(左:自分、右:奥方)。トゥーピースが握りこぶしみたいな面白い形です。


 幅広な割に軽快で、ノートラックなら小回りも大回りも自在でした。




 もう何年も前からスキーできる日数が減ってしまったのですが、あれもこれも試したいものだらけで悩ましいものです。