以前、運転手の林(リン)さんが、台南には古い建物が残ってて面白い所だと言ってたことを思い出し、新幹線(台湾高速鉄道)で日帰り旅行してきました。
【孔子廟(コンツーミャオ)】
台南の孔子廟は台湾最古のもので、明の鄭成功が儒学を広めるために建てたアカデミックな場所です。そんな孔子廟の前では小学校の運動会が行なわれてました。この小学校、なんと名前が「成功國民小学校」!みんな将来、大成功やな。
そんな運動会の様子を、道路を挟んだ向かいにある「副記肉圓」というお店で眺めながら、肉圓(ローユエン)を食しました。肉圓とは小さな肉まんみたいなのに独特のたれをかけた台湾のおやつです。
【赤嵌楼(ツーカンロウ)】
お昼は赤嵌楼近くにある、その名も「赤嵌担仔麺(タンツーミェン)」で頂きました。担仔麺は台南発祥の麺料理。ニンニクとパクチーが効いててスープ有り・無し共においしかったです。このほかにも、もち米を固めた「米糕」や、蝦捲、あと名前を忘れてしまいましたが茶碗蒸しみたいなのを食べました。
赤嵌楼です。日本の江戸時代初期ごろ、オランダ商人が台湾にやってきてここを拠点としました。そのときの名前は「プロビンシア城」。オランダが去った後は、明の鄭成功がここに政府の中心を置き、「赤嵌楼」となりました。土台はオランダ時代、上物は中国「明」の時代が乗っかってる珍しい史跡です。
中国大陸からの観光客や、日本人、そのほか外国人もたくさん訪れていました。
【安平古堡(アンピングーバオ)】
周りには出店がいっぱい並び、臭豆腐のにおいが立ち込め、台湾の観光地に有りがちな風情いっぱいでした。