2011年11月28日月曜日

旅のラゴス  筒井康孝著



この前の金曜日から今日、月曜日まで、プロバイダである中華電信に問題があって、家でインターネットが全く使えませんでした。そのため読みかけでそのままになってたこの本を、ちょうど読み切ることができました。

この物語はSFです。なので、どこの星の、どの時代かよくわからない設定で、聞いたことのない馬や植物の名前が出てきたり、たまにワープしたり空を飛んだりするという空想ものです。けれど読みながらファンタジーを感じることはほとんどなく、自分とラゴスを重ね合わせて考えているのでした。

ラゴスの旅は、地理的な旅ではありますが、それは同時に人生を旅することになります。行った先で何年も奴隷として働かされたり、そのあと別の国で王様になったり、その後何十年もかけて命がけでふるさとに帰ることができる。でも、また次の旅に出かけてしまう・・・。

人はもともと安住が許されていないのではないかと考えてしまいます。

自分自身は今、「銀鉱」での奴隷なのかもしれません。そして、この先も決して安住の地はやってこないのだと思います。老いて死ぬまでは・・・。




本日のワイン 8



購入先:家楽福(カルフール天母店)
値段:NT$409
品名:Casillero del Diablo MERLOT  2010
生産地:チリ
種類:メルロー
メモ:カルフールがワイン特売中で、$409は特価。
Casillero del Diabloは、Cellar of Devil。つまり「悪魔の蔵」。昔このワインがとてもおいしいために夜な夜なワイン蔵に盗人が入るので、主がこの蔵には悪魔がいると噂を流したという伝説によるとか。
感想:メルローということで口当たりがよく.飲みやすい。ただ軽いのではなく、口元へ近づけたときの香りが(ブーケって言うんでしたっけ?)しっかりしてて楽しめます。


2011年11月20日日曜日

本日のワイン 7




購入先:家楽福(カルフール)天母店
値段:NT$329
品名:BLANC DE FOC Brut
生産地:スペイン
種類:マカベオ、チャレッロ、パレリャーダ
メモ:カルフール、ワイン特売中
感想:奥さんがカルフールのワイン・セールで思わず買ってしまった。19日の結婚記念日におうちでいただきました。甘ったるこく無い、サッパリした飲みやすいスパークリングです。口当たりが良いのでパカパカと飲んでしまい、翌日は胃がお疲れ気味でした。




スパークリングワインは、甘くなければどれもおいしいと感じてしまいます。まだ味がよくわかりません。ドン・ペリ・ニヨンってどんな味なんでしょうねえ?以外にこういう安いやつの方がおいしく感じたりして・・・。





ポーカー・フェース  沢木耕太郎著   新潮社



最近まで雑誌で連載されてたエッセイのオムニバス。1日ひとつづつ読んで1週間楽しみました。

この中に「ブラッディ・マリー」のマリーは誰のことかという話があります。「ブラッディー・マリー」とはウォッカ+トマトジュースで作るカクテルの名前で、直訳すれば「血まみれ・マリー」となります。
私は著者と同じく、マリーはマリー・アントワネットのことで、フランス革命でギロチンにかけられたために「血まみれ」になったのだと記憶してたのですが、本当は、イギリスのメアリー1世なのだそうです。ここから著者は更にいろんなマリーに空想を遊ばせていきます。

また「ブラッディ・マリー」をいつ飲むのかという話では、著者が決まって飛行機に乗った時ということですが、自分も今年4月に娘が生まれるときの帰国便で久々に飲みました。その後もたまに家で自分で作ってみるのですが、あのときの味に比べると少し物足りません。

この辺で売ってるトマトジュースの味が違うのか?上空で飲んだためなのか? 或いは、これから子供が生まれるという精神状態がそうさせたのか?理由はよくわかりませんが、ひとつの話からこちらの空想も広がりました。




2011年11月12日土曜日

立った、立った、クララが、じゃなく・・・


この1週間ぐらいの間に、つかまり立ち(超不安定)を繰り返すようになりました。もともと足癖が悪く(!?)、蹴る力は強かったのですが、やはり、ハイハイがまだ完ぺきでないのに、立とうとします。

手で支えて立たせると、どや顔で見栄を切ります。

足が強いんだな。将来は陸上でスプリンター目指そう!



2011年11月6日日曜日

本日のワイン 6



購入先:家楽福(カルフール天母店)
値段:NT$799
品名;LOUIS JADOT BOURGOGNE PINOT NOIR 2008
生産地:フランス
種類:ピノ・ノアール
メモ:カルフールがワイン特売中で、$799は特価。
LOUIS JADOT(ルイ・ジャド)はボーヌに本拠地を置くブルゴーニュを代表するネゴシアン兼ドメーヌとのこと。ボルドーに比べて、ブルゴーニュは「地酒」っぽさを感じるが、大資本により大々的に商売してるものもあるということ。
感想:初めてブルゴーニュ産のワインを飲みました。ピノ・ノアール1種類のみで勝負するところが無骨でかっこ良いです。このワインは口に含んだ瞬間酸味が広がるのですが、そのあと思ったほど渋みや重さが無く、大変口当たりが軽やかでした。油断すると何杯でも飲んでしまいそうになる、そんな親しみやすい味です。よい一品にめぐり合いました。



やはり、ブルゴーニュと言えば、この「なで肩」ボトルですね。




2011年11月3日木曜日

我が家にも・・・



やっと我が家にも「スマホ」がやってきました。

とりあえず奥様用に、i-phone4買いました。購入場所は台北の秋葉原「光華商場」。あいかわらず怪しげです。

何件かの店を訪ねて、5件目で在庫の有る店に行きつきました。その店では、となりで「4S」買ってる人もいました。「在台湾可以買4S嗎?」って思わず聞いてしまいました。確か正規ルートだとまだのはずでしたが・・・。

さて、台湾はSIMフリーのi-phoneが買えるので、今持ってる携帯電話からSIMカード出して差し替えるだけで使えます。便利です。
でも、「4」って、マイクロSIMなんですね。なのでこの週末にでも買った店へ行って、SIMカードを「トリミング」してもらいます。

それまでは電話として使えないので、i-pod touch状態です(笑)

とりあえず家の中で無線LANに繋げたのですが、いじってたら自分も欲しくなりました。「5」が出るのを待ってるのですが、怪しい「4S」買っちまうかな・・・。どーしよーかなー。



2011年11月1日火曜日

本日のワイン 5




購入先:家楽福(カルフール)天母店
値段:NT$275
品名:G7 WINE OF CHILE
生産地:チリ
種類:ソービニヨン・ブラン
メモ:同じG7シリーズのメルローがおいしかったため、今度は白ワイン(ソービニョン・ブラン)を試してみました。家楽福(カルフール)天母店は12月までワイン売り場が拡大。
感想:赤もうまいが、白も良い。安いワインにありがちなケミカルな風味は一切なく、味はやや辛口なれど香りがフルーティで、クセが無く、とても飲みやすい。