2009年1月10日土曜日

日本が寒い時は、台北も冷える

 気合の入った寒波が日本列島を包み込んで、私の月末帰国スキーが、万全のコンディションとなりそうで期待が持てます。
 こんな冬型の気圧配置のときは、台北も大陸からの北風が吹きこんで一気に寒くなります。この辺の四季は、「春夏秋冬」ではなく、「夏夏夏冬」なので気温差が激しく、体にとってはかなりタフです。


 今日は中正紀念堂で開催されているアンディ・ウォーホル展を見に街まで出かけました。ついでに近くの「二二八紀念公園」と紀念館、国立台湾博物館も見学し、思わず展覧会3つをはしごしました。

 なかでも印象的だったのは「二二八紀念館」でした。二二八とは、1947年2月28日で、この日に起きた凄惨な事件を紹介した施設です。日本統治が終了した後、中国政府(中華民国)が台湾に入ってくるのですが、この不幸な事件が起き、そのまま現在の難しい台中関係につながっています。

 日本に住んでた頃は、台湾と中国で何が違うのか全く分かっていなかったのですが(ちゃんと世界史勉強してなかったのが原因ですが・・・)、台湾赴任をきかっけにいろんな本を読んだり、話を聞いたりして、少しづつ理解できてきました。
 また、台湾を知ることで日本のこともよくわかってきます。面白い体験です。
 

 ニニ八紀念公園と新光摩天楼。花がきれいに咲いてますが、けっこう寒い日でした。


   

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