2009年3月22日日曜日

陶器の街・鶯歌(インクォ)

 19(木)から22(日)にかけて、奥さんのお母さんと叔母さんの美代子さんが台北へ遊びにいらっしゃいました。昨日の土曜日は、女性3人水入らずのところへ自分もお邪魔して、九イ分へ出かけました。普段、自分たちだけだと観光地へ行ってもあまりお店を覗くことはないのですが、今回はいろいろな買い物にお付き合いするついでに珍しいものを見ることができました。あっという間でしたが、大変楽しい週末でした。

 今日はおふたりを空港へお見送りした後、せっかくなので道草して家へ帰ることにしました。

 まずは、空港から桃園駅までローカルバスの旅。実際はこの緑の美しいバスではなく、桃園客運の古いやつでした。下道をいくつかのバス停に停まりながら1時間かけて桃園駅に。駅前の遠東デパートのフードコートで炒めビーフンと酸ラー湯、茹で空心菜のセットを食べました。なかなかイケる味でした。

 そのあと、桃園駅から台湾鉄道でひと駅移動し、鶯歌(インクォ)へ行きました。ここは台湾の陶磁器で有名な街だそうで、確かに、日本人や欧米人もよく見かけました。老街はタイルで舗装されて歩行者天国になっており、ちょっとした観光地です。今日はとても蒸し暑かったので、店に入って涼みながらあれこれ見て廻りました。



 自分は陶磁器について造詣は無いのですが、「青磁」の美しさは好きになりました。ヒスイのような緑に加え、うっすらと鉄錆のようなくすんだ赤が滲んでるやつなんて良いですね。肌ざわりもパウダリーで、ホントに良いですね。
 で、良いですねってやつは、当然、お高いのですね。

 途中、センスの良いギャラリー&レストランみたいなお店で、東方美人茶の茶芸をしました。とても香の良いお茶でした。
 このあと、鶯歌から台北まで台湾鉄道の鈍行列車で約30分、ローカルな風景を楽しみながら帰ってきました。
                                    
 
 思いがけず、台北の東西にある名所へ続けて出かけた二日間でした。
              

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