2010年4月12日月曜日

狭き門    アンドレ・ジイド作

 うまく感想を整理できませんが、自己を抑圧することに正当性を見出す生き方は、自身のみならず他人をも不幸に陥れると思います。

 だからと言って、アリサの気持が全く理解できないかというと、そうではなく、むしろ自分の中にもそういう内向きの力が強く働いて、苦しい気分でいることが多かったりします(あくまで人間関係などのしがらみにおいてですが・・・)。

 今、自分自身が、かなり大きなストレスにさらされていることもあり、心境がこの物語の波長に合ってしまったようです。一気に読んでしまいました。わかる、わかる・・・って感じで。

 狭き門より入りて、いったいどういう良いことがあるんでしょうね?

 もうちょっと楽に生きられたらなあ。

 

0 件のコメント: