2010年5月10日月曜日

サクリファイス      近藤史恵著

 マニアほどではありませんが、サイクルロードレースは大好きで、ツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアと言った大会名。イノーやフィニヨン、レモンなんて選手の名前は学生時代から知ってました(ちょっと古いか・・・)。数年前、こっち(台湾)へ来る直前には、本気でビアンキのロードレーサーを買おうと計画したこともありました。

 ま、それはさておき・・・。

 この小説はもともとミステリーなのですが、割合的には圧倒的にサイクルロードレースそのものの魅力を語ったフィクション。かなりリアルです。
 しかも主人公は元陸上競技ランナーということもあり、走る系スポーツ好きの自分にとっては、完全に登場人物になりきって読んでしまいました。
 文章の、明るく軽快な感じも今風で、「本屋大賞」に輝いたのもうなづけます。きっと映画化されるんでしょうね(もうしたのかな?よく知りませんが)。

 来週末には続編の「エデン」を読んでそうな気がします。

 アルペンスキーでこんな物語があったら読んでみたいですね。 

 

 

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